共働きで帰宅すると18時半。
そこからご飯 → 片付け → お風呂 → 寝かしつけ…と、毎晩が戦争でした。
特に寝かしつけは40〜60分かかり、「今日は寝てくれるかな…」と毎晩が憂うつ。
本気でなんとかしたいと思い、
僕は職業柄マーケターの癖で本やSNSを読み漁り、
「寝かしつけが大変な家は、寝具と環境の“ズレ”が原因になっているケースが多い」
という仮説にたどり着きました。
そこから寝具を“設計し直す”ことで、我が家は 1時間 → 15分 まで短縮。
夜の負担も劇的に軽くなりました。
この記事では、僕が実際にやった
寝具の選び方・月齢別の寝具ステップ・改善プロセス をすべてまとめます。
🗺寝かしつけの全体像を知りたい方はこちら👇
寝かしつけ完全ガイド|1時間→15分に短縮したパパの実践ロードマップ
寝具と環境の見直しで変わったこと
最初に気づいたのは、
「寝ないのは頑張り不足ではなく、寝具×環境のズレ」でした。
- 部屋が明るい
- 湿度が低い
- マットレスが柔らかすぎる
- 寝具が月齢に合っていない
この“ちょっとしたズレ”が重なると、
赤ちゃんは入眠できず、夜中に何度も起きてしまう。
だからこそ最初にやったのは
「寝る場所」と「寝具の基本設計」を整えること」 でした。
0歳から“ベビーベッド”を使った理由
我が家は0歳からベビーベッドを使用。
理由は2つ。
- 自分の寝る場所を認識してもらう
- 添い寝による窒息リスクを避ける
添い寝は密着で安心はあるものの、
体勢が変わるたびに赤ちゃんが起きやすい。
ベビーベッドにしたことで、
「一人で寝る」という習慣が早く身についた のは大きかったです。

ふかふかはNG。硬めマットレスを選んだ理由
柔らかすぎるマットレスは沈み込み、
顔が埋まって危険なだけでなく、
寝返り期に体が安定しないデメリットがあります。
我が家は硬めのマットレスを使用し、これは大正解。
- うつ伏せになっても窒息リスクが少ない
- 寝返りがしやすい
- 寝姿勢が安定する
SNSでは“ふかふか”が人気ですが、
安全性と寝やすさを優先するなら硬め一択です。
枕は2歳まで使わなかった
小さい枕でも、首が折れたり、顔にかかると窒息のリスクがあります。
2歳頃までは必要なく、実際、我が家も 枕なしで問題なし。

月齢ごとに変えた寝具ステップが効果的だった理由
ここからが本題です。
我が家は月齢にあわせて寝具を変えました。
結論:これが一番効果があった。
0歳|スワドル(おひな巻き)でモロー反射対策
赤ちゃんのモロー反射は本当に起きやすい。
寝かしつけ後に「びくっ」として起きる…あれです。
スワドルで包むと、
腕の動きが抑えられ、入眠が安定&夜間覚醒が激減。
- 実際に使ったのはこちら(奇跡のおくるみ スワドルアップ)

1歳|足つきスリーパーでお腹が冷えなくなり入眠が安定
歩き始めると布団を蹴飛ばします。
そのたびに起きるので、我が家は 足つきスリーパー を導入。
これが大成功。
- 布団を蹴っても冷えない
- 寝返りしてもズレない
- 睡眠が一気に安定
- 実際に使ったのはこちら([MOMSMENU] スリーパー)

2歳|布団デビューで“自分でかける習慣”がついた
2歳になると、自分で布団をかぶるように。
・我が家が使用している布団はこちら
布団が気持ちいいようで、
寝る前に自分から布団へ入るように変化しました。

寝具×環境をセットで設計して寝かしつけが1時間→15分に
本やSNSで得た情報をもとに、
僕はマーケターの癖で「どこが問題点か」を分析しました。
仮説
- モロー反射 → スワドル
- 温度変化 → スリーパー
- 固さ → マットレス
- 寝る場所 → ベビーベッド
再設計
- 寝具3アイテムを“固定化”
- 室温:25〜27℃
- 湿度:60%
- できるだけ暗い寝室(遮光カーテン)
結果
- 寝かしつけ:60分 → 15分
- 夜間覚醒:1〜3回 → 0〜1回
共働きでもこれは本当に大きい変化でした。
忙しい夜でも続く“寝具ルーティン化”の2ステップ
ステップ①:寝具セットを固定化する
- ベビーベッド
- 硬めマットレス
- 月齢に合ったスワドル/スリーパー/布団
これを迷わず「毎日同じ」に。
ステップ②:夫婦どちらでも再現できる形にする
- 室温・湿度の基準
- 寝具の置き方
- 寝る前の準備リスト
仕組み化すると、疲れた夜でも崩れません。
✅赤ちゃんが寝ない原因は部屋の環境?|寝かしつけがラクになる室温・湿度の基準と整え方はこちらの記事から
まとめ|今日からできる“寝具の最適解”
- 0歳:スワドル
- 1歳:足つきスリーパー
- 2歳:布団
- マットレスは硬め一択
- 枕は2歳まで不要
- ベビーベッドは習慣化に効果大
- 室温25〜27℃/湿度60%/暗い部屋が必須
寝具は「高いから良い」わけではありません。
月齢に合った“正しい組み合わせ”が一番効く。
あなたの家の寝かしつけが少しでもラクになりますように。


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