1歳から始める手先トレーニング|不器用を防ぐ6つの遊び方【保存版】

「1歳のうちから手先のトレーニングをしたほうがいいって聞くけど、具体的に何をすればいいの?」
こんな疑問を持っていませんか?

実は、1歳は手先の器用さを育てる最重要期。この時期の過ごし方で、将来の器用さが大きく変わります。

私たち夫婦は二人ともかなりの不器用ですが、1歳からトレーニングを始めた娘は、2歳でハサミで紙を切れるようになり、2歳半で箸で豆をつかめるようになり、3歳で自分の名前を書けるようになりました。

この記事では、私たちが実践した1歳からできる手先トレーニング7選を詳しく解説します。
すべて100均で揃うグッズで実践できるので、今日から始められます。

なぜ1歳からのトレーニングが重要なのか

脳の可塑性(かそせい)が最も高い時期

1歳から3歳は、脳の可塑性(変化する力)が人生で最も高い時期です。
特に手先の器用さに関わる運動野と感覚野の結びつきは、この時期の刺激で大きく発達します。

脳科学の研究では、3歳までに脳の80%が完成すると言われています。手指の運動野は10歳まで発達し続けますが、1歳から3歳が最も効率的な時期なのです。

つまり、1歳から始めれば「少ない努力で大きな効果」が得られます。

感覚統合の臨界期

1歳は「感覚統合」の臨界期でもあります。

感覚統合とは、目で見た情報、手で触った感覚、脳からの指令、これらを統合して「手を正確に動かす」能力のこと。

この時期に適切な刺激を与えることで、将来の細かい作業、例えば字を書く、絵を描く、工作をするといった活動がスムーズになります。

「遅れ」を予防できる

1歳からトレーニングを始めれば、2歳でハサミが使える、3歳で箸が使える、4歳で字が書けるという流れが作れ、逆に何もしないと、周りに遅れてしまうという状況になりがちです。

「遅れ」を感じてから始めるより、1歳から楽しく遊びながら育てるほうが、親も子もストレスフリーです。

1歳の手先発達の特徴と目標

1歳前半(1歳0ヶ月から1歳6ヶ月)の特徴

1歳前半でできるようになることは以下です。
・親指と人差し指で小さなものをつまむ(ピンチ)
・積み木を2個から3個積む
・クレヨンで殴り書きをする
・コップを両手で持って飲む

この時期の目標は、「つまむ」「握る」という基本動作を確実にすることです。

1歳後半(1歳6ヶ月から2歳)の特徴

1歳後半でできるようになることは以下です。
・積み木を4個から6個積む
・スプーンを使って食べる(こぼしながら)
・ページをめくる
・シールを貼る

この時期の目標は、「道具を使う」準備段階として、手首の使い方を覚えることです。

個人差は大きい

上記はあくまで目安です、、。
早い子もいれば、ゆっくりな子もいます。
焦らず、その子のペースで進めることが大切です。

我が家の娘の場合

・1歳3ヶ月の時は、ストロー落としに夢中で1日20分遊んでいましたが、まだスプーンは使えませんでした。
・1歳6ヶ月になると、コイン落としができるようになり、シール貼りを開始しました。
・1歳9ヶ月には、スプーンで上手に食べられるようになり、積み木を5個積めるようになりました。こんな感じで、少しずつできることが増えていきました。

【1歳前半】つまむ・握る基礎トレーニング3選

1歳前半(1歳0ヶ月から1歳6ヶ月)は、「つまむ」「握る」という基本動作を育てる時期。
この3つのトレーニングを中心に進めるといいです!

トレーニング1:ストロー落とし

効果

つまむ力、集中力、目と手の協応が育ちます。

用意するもの(100均)

ペットボトル(500ml)、ストロー(太めと細め)、カッター(大人が使用)

作り方

ペットボトルの蓋に、ストローが入る穴を開けます。太いストローと細いストローを10本ずつ用意これで完成で、220円でできます!

遊び方

最初は太いストローから始め、ペットボトルにストローを落とします。
慣れたら細いストローにステップアップします。
1日5分から10分、毎日続けましょう。

我が家の実例

娘は1歳3ヶ月から開始しました。
最初は落とすのに苦戦していましたが、1週間で慣れて、1歳4ヶ月には細いストローもスムーズに落とせるようになりました。

一時期は「ストローやる!」と自分から持ってくるくらい夢中でした。

ポイント

達成感があること、繰り返し遊べることがポイント!

詳しい作り方と効果はこちらの記事で解説しています。
▶︎1歳の手指の巧緻性が伸びる!100均ストロー落としが賢い子に育てる3つの理由


トレーニング2:コイン落とし

効果

つまむ力の強化、手首の使い方を覚えられます。「入れる」という目的意識が育ちます。

用意するもの(100均)

貯金箱、ネームキーホルダー、カッター(大人が使用)

作り方

貯金箱の投入口を確認します。おもちゃのコインを用意します。
これで完成で、220円でできます。

遊び方

最初は大きなコインから始め、貯金箱にコインを入れます。
慣れたら小さなコインにステップアップします。
「チャリーン」という音を楽しみます。

我が家の実例

ストロー落としに慣れた1歳5ヶ月から開始しました。
「お金入れる遊び」として楽しんでいます。
透明な貯金箱なので、コインが貯まっていくのが見えるのも嬉しいポイントです。

ポイント

ストロー落としより少し難易度が高めです。
「お金」という概念を遊びで学べます。達成感が大きいです。

詳しい作り方と効果はこちらの記事で解説しています。
▶︎【1歳知育】220円で作れるコイン落としで手指の巧緻性が劇的に変わった


トレーニング3:つまみおもちゃ

効果

指先の力加減を学べ、色や形の認識が育ちます。
片付ける力も育ちます。

用意するもの(100均)

ネクタイケース、カラフルな紐

作り方

ネクタイケースを開けて、赤と黄色の紐を、ケースの中に巻きつけ、ケースを閉める
これで完成で、220円でできます。

遊び方

つまんで引っ張るというシンプルな動作だけど、引っ張って紐が出てくるのが楽しいみたい

我が家の実例

実は0歳から使っていたおもちゃです。
1歳になると、自分で色を選んで入れたり、全部出して入れ直したりと、遊び方が進化しました。

ポイント

0歳から長く使えます。色分けで知育効果があります。片付けの練習にもなります。

詳しい作り方と効果はこちらの記事で解説しています。
▶︎0歳の発達に220円で効果抜群!つまみおもちゃを”設計”したら娘の成長が加速


【1歳後半】道具を使う準備トレーニング3選

1歳後半(1歳6ヶ月から2歳)は、「道具を使う」準備段階。
スプーン、箸、ハサミなど、将来使う道具の基礎を遊びで育てます。

トレーニング4:シール貼り

効果

指先の細かい動きが育ち、集中力が育ちます。
「剥がす、貼る」という連続動作を覚えられます。

用意するもの(100均)

シールブック、丸シール(大きめ)

遊び方

最初は大きめシール(直径2cm)から始め、台紙から剥がす練習をします。
続いて、指定の場所に貼る練習をします。
慣れたら小さいシール(直径1cm)へステップアップします。

我が家の実例

1歳7ヶ月から開始しました。
最初は剥がすのに苦戦していましたが、1週間で上手に剥がせるようになりました。
慣れると「シールちょうだい!」と毎日せがまれます。

シールブックはダイソーで1冊110円で、1週間分くらい遊べるのでコスパ最高です。

ポイント

最初は親が少し剥がしてあげます。
「ここに貼ろうね」と場所を指定し、貼れたら「上手!」と褒めます。

ステップアップ

・1歳後半は大きめシールを剥がして貼る
・2歳前半は小さいシールを狙った場所に貼る
・2歳後半はシールでお絵描き(形を作る)ができるようになります。

詳しい効果と実践記録はこちらの記事で解説しています。
▶︎【1歳〜2歳】シール遊びで手先が器用になる!100均で始める知育効果と遊び方


トレーニング5:コップ移し

効果

手首の使い方を覚えられ、道具(スプーン)の使い方の基礎が身につきます。
箸への準備段階になります。

用意するもの(100均)

プラスチックコップ2個、移す用のお菓子などを用意します。

作り方

コップを2つ並べます。一方にお菓子を入れます。
これで完成で、330円でできます。

遊び方

片方のコップにお菓子を入れ、もう一方のコップに移します。
慣れたら小さめスプーンへステップアップし、最終的には箸にステップアップします。

我が家の実例

1歳8ヶ月から開始しました。
最初はすくうのに苦戦していましたが、2週間でこぼさずに全部移せるようになりました。

この遊びのおかげで、食事のスプーン使いも上達しました。

ポイント

最初は親が手を添えて一緒にやります。お菓子がこぼれないように注意します。
できたら「すごい!全部移せたね!」と褒めます。

ステップアップ

・1歳後半は大きめスプーンで移す
・2歳前半は小さめスプーンで移す
・2歳後半は箸(トング)で移すことができるようになります。

詳しい作り方と効果はこちらの記事で解説しています。
▶︎1歳の知育が変わる!330円で作れるコップ移しおもちゃで手指の巧緻性を高める3つの効果


トレーニング6:フック掛け

効果

手首の回転運動が育ち、「掛ける」という動作を覚えられます。
集中力が育ちます。

用意するもの(100均)

ネームホルダー、両面テープで貼り付けるタイプのフック

作り方

フックを壁などにつけるだけで完成です。
220円でできます。

遊び方

壁につけたフックに、ネームホルダーをかけていくだけです。
掛けたフックを外したりして、繰り返し遊びます。

我が家の実例

1歳9ヶ月から開始しました。
手首を回す動作が難しかったようで、最初は全然掛けられませんでしたが、すぐに慣れて、この遊びのおかげで、手首の柔軟性が育ちました。

ポイント

最初は親がお手本を見せます。
手首を回す動作を一緒に練習し、掛けられたら「できた!」と一緒に喜びます。

ステップアップ

・1歳後半は親と一緒に掛ける
・2歳前半は1人で5個掛けられる
・2歳後半は小さめフックに挑戦できるようになります。

詳しい作り方と効果はこちらの記事で解説しています。
▶︎ 1歳の手指トレーニングが220円で完結|100均フック掛けおもちゃで巧緻性が劇的に変わった話

1歳児のトレーニングで親が気をつけるべき5つのこと

1歳児とのトレーニングは、親の接し方次第で効果が大きく変わります。

私たちが実践して効果があった「5つの心得」を紹介します。

1. 無理強いしない

1歳児は気分屋です。
今日は興味があっても、明日は全く興味なし、ということが普通です。

「せっかく作ったんだから遊んで!」と強要するのはNGです。
「今日はやりたくないんだね。じゃあまた明日ね」と引くのがOKです。

無理強いすると、トレーニング自体が嫌いになります。

2. できたことを褒める

どんなに小さなことでも、できたら褒めましょう。

「もっとちゃんと持って」と指摘ばかりするのはNGです。
「わあ!つまめたね!すごい!」と大げさに褒めるのがOKです。

褒められることで、「もっとやりたい!」というモチベーションが生まれます。

3. 1日5分から10分でOK

長時間やる必要はありません。
1歳児の集中力は5分から10分が限界です。

我が家のルールは、朝食後に5分、寝る前に5分、合計10分です。
これだけで十分効果があります。

4. 安全管理を徹底

1歳児は何でも口に入れます。

注意すべきことは、小さな部品は誤飲の危険があること(フェルトボール、コインなど)、必ず親が見守ること、遊び終わったら手の届かない場所に片付けることです。

安全第一です。

5. 親も一緒に楽しむ

「トレーニング」と構えず、「遊び」として楽しみましょう。
スマホを見ながら「はい、やって」というのはNGです。

「パパも一緒にやろう!どっちが早いかな?」というのがOKです。
親が楽しそうにしていると、子どもも楽しくなります。

まとめると、この5つを意識するだけで、トレーニングが「親子の楽しい時間」になります。
焦らず、楽しく、続けることが一番大切です。

よくある失敗と対処法

実際に私たちが経験した失敗と、どう対処したかを共有します。

失敗1:全然興味を示さない

ストロー落としを作ったのに、全く遊ばないという状況でした。

対処法は、親が楽しそうに遊んでみること、「ママもやってみよう!」と誘うこと、一旦片付けて1週間後に再チャレンジすることです。

子どもの「その時」の興味に合わせることが大切です。

失敗2:すぐ飽きる

3分で飽きて他の遊びに行ってしまうという状況でした。

対処法は、「3分でも十分!」と割り切ること、毎日短時間を続けること、飽きたら無理せず終わることです。

1歳児の集中力は短いのが普通です。
短時間でも毎日続ければ効果があります。

失敗3:危ない遊び方をする

フェルトボールを口に入れる、投げるという状況でした。

対処法は、「お口に入れないよ」と優しく止めること、手を添えて正しい遊び方を教えること、それでもダメなら一旦片付けることです。

安全が最優先です。
無理に続けず、月齢が上がってから再チャレンジしましょう。

失敗4:親が焦る

「1週間やってるのに全然上達しない」と焦る状況でした。

対処法は、「1歳なんだから当たり前」と思い直すこと、小さな進歩を見逃さないこと、他の子と比較しないことです。

成長スピードは子どもそれぞれです。
焦りは禁物です。

Q&A:1歳のトレーニングに関する疑問

Q1. 1歳0ヶ月から始めるのは早すぎる?

A. 早すぎることはありません。

つまみおもちゃなど、0歳から使えるものもあります。
ただし、無理強いは禁物です。興味を示したら始める、というスタンスでOKです。

Q2. 1日何分くらいやればいい?

A. 5分から10分で十分です。

長時間やるより、毎日短時間を続けるほうが効果的です。

Q3. すべてのトレーニングを毎日やる必要がある?

A. いいえ、必要ありません。

1日1種類から2種類で十分です。子どもの興味に合わせて選びましょう。

Q4. 高額な知育玩具を買うべき?

A. 100均で十分です。

この記事で紹介したトレーニングは、すべて100均で揃います。
高額な玩具は、子どもが興味を示してから検討すればOKです。

Q5. 保育園に行っているから家ではやらなくていい?

A. 家でもやることをおすすめします。

保育園では集団活動のため、個別の発達段階に合わせにくいです。
家では子どものペースで進められるメリットがあります。

まとめ:1歳から始めれば、手先の器用さは確実に育つ

この記事のポイントをまとめます。

1歳が重要な理由は、脳の可塑性が最も高いこと、感覚統合の臨界期であること、「遅れ」を予防できることです。

おすすめトレーニング6選は、
・1歳前半(1歳0ヶ月から1歳6ヶ月)がストロー落とし、コイン落とし、つまみおもちゃ
・1歳後半(1歳6ヶ月から2歳)がシール貼り、コップ移し、フック掛け、お絵描き

100均で揃うのがポイントで、1つ当たり300円以内でできるものが主で、高額な知育玩具は不要です。

親が気をつけることは、無理強いしないこと、できたことを褒めること、1日5分から10分でOKなこと、安全管理を徹底すること、親も一緒に楽しむことです。

今日からすぐに始めれるのでぜひ試してみてください!

合わせて読みたい記事として、手先の器用さと遺伝の関係について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
▶︎手先の器用さは遺伝じゃない!不器用な親でもできる1歳からのトレーニング法

あなたの子どもの手先が器用になりますように!


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