こどもちゃれんじベビーやぷちを受講していて、「うちの子には簡単すぎるかも…」と感じたことはありませんか?
我が家も娘が2歳になる頃、届く教材に対して「これ、もう分かってるよね」と感じる瞬間が増えてきました。
毎月楽しみにしていたしまじろうの教材。でも、娘の興味はすでにひらがなや数字に向いていて、次に届く予定の「ぽけっと」の教材一覧を見ても、なんだかピンとこない。
「このまま続けていいのかな?」「でも途中で変えるのってどうなの?」
そんな迷いを抱えながら、マーケターとしてのリサーチ力を活かして徹底的に調べ、最終的に「先取り受講」という選択をしました。
この記事では、我が家が実際に「ぽけっと」をスキップして「ほっぷ」に変更した体験談と、その判断に至るまでのプロセスをすべてお伝えします。
我が家がこどもちゃれんじで「レベルが合わない」と感じた瞬間
0歳ベビーは月齢ぴったりで満足、1歳ぷちで違和感が出始めた理由
こどもちゃれんじベビーを始めたのは、娘が生後3ヶ月の頃。
月齢に合わせた教材が届くシステムで、「今の発達段階にぴったり」という感覚がありました。おきあがりこぼしもキューブも、届いたタイミングで遊べて、成長に寄り添ってくれている実感がありました。
1歳からは「ぷち」に移行。おままごとが大好きな娘は、届くキッチンセットや食べ物パーツに大喜び。毎月、教材が届く日を心待ちにしていました。
でも、1歳後半になると少しずつ違和感が出てきたんです。
「このおもちゃ、もう遊び方分かってるよね」 「動画の内容、簡単そうだな」
それでも、娘が楽しんでいるからと、なんとなく続けていました。

2歳目前で気づいた「うちの子、もう次のステップに進みたがってる」サイン
決定的だったのは、2歳になる直前のこと。
娘が突然、街中の看板や絵本のひらがなを指して「これなあに?」と聞いてくるようになったんです。
同じ時期、通っていた幼児教室(ベビーパーク)で数の勉強をしている様子を見て、「あ、もう次のステージに興味が出てるんだ」と確信しました。
興味のタイミングを逃したくない。でも、次に届く「ぽけっと」の教材は、どちらかというと生活習慣やごっこ遊びがメイン。
「今の娘には、もう少し”学び”の要素があるものの方が合ってるかもしれない」
そう思い始めました。
ぽけっとの教材一覧を見て感じた「これ、今じゃないかも」という直感
マーケターとしての癖で、私はすぐに公式サイトで「ぽけっと」と「ほっぷ」の年間教材一覧を並べて比較しました。
ぽけっと(2〜3歳)の特徴:
- はてなくん(音声タッチペン)
- ごっこ遊び・社会性の育成
- トイレトレーニング
ほっぷ(3〜4歳)の特徴:
- ひらがなパソコン
- ワーク教材の導入
- 数字・色・形の学習
一覧を見比べた瞬間、「あ、これだ」と思いました。
娘が今一番興味を持っているのは、ひらがなと数字。だったら、それに応えられる教材を与えてあげたい。
でも、「学年を飛ばすなんて、できるの?」という不安もありました。
こどもちゃれんじが「月齢に合わない」と感じる3つの理由を分析してみた
教材設計は「9月生まれ基準」—4月〜8月生まれには簡単すぎる仕組み
調べてみて分かったのは、こどもちゃれんじは9月生まれの子を基準に教材が設計されているということ。
我が家の娘は4月生まれ。つまり、9月生まれの子より5ヶ月も早く生まれているため、同じ学年でも発達段階が少し先に進んでいるケースが多いんです。
幼児期の5ヶ月は、かなり大きな差です。
「簡単すぎる」と感じるのは、子どもの成長が早いからではなく、設計上の基準とのズレが原因だったんです。
ベビーは月齢制、ぷち以降は学年制という”切り替わりの罠”
もうひとつ重要なポイントがあります。
こどもちゃれんじベビーは「生後○ヶ月号」という月齢ごとの配信。これが1歳を過ぎてぷちに移行すると、突然「4月号」「5月号」というカレンダー月の配信に変わります。
つまり、ベビーでは1歳2ヶ月の子に1歳2ヶ月号が届いていたのに、ぷちになると1歳2ヶ月の子も1歳11ヶ月の子も同じ「4月号」が届くようになるんです。
この切り替わりのタイミングで、月齢と教材レベルのギャップが一気に開くケースがあります。
特に早生まれ(4月〜8月生まれ)の子は、学年の中で月齢が高いため、このギャップを感じやすくなります。
発達が早い子・知育に積極的な家庭では物足りなくなるタイミング
もちろん、すべての子が「簡単すぎる」と感じるわけではありません。
こどもちゃれんじは、平均的な発達の子に最適化された教材です。だからこそ多くの家庭に支持されているし、実際に素晴らしい教材だと思います。
ただ、以下のような条件が重なると、物足りなさを感じる可能性が高くなります。
- 4月〜8月生まれ(学年の中で月齢が高い)
- ひらがなや数字に興味を示し始めている
- 家庭で絵本の読み聞かせや知育遊びを積極的にしている
- 保育園や幼児教室で刺激を受けている
我が家はまさにこれらに当てはまっていました。
「うちの子には合わないのかな」と諦める前に、教材の方を子どもに合わせるという選択肢があることを知ってほしいんです。
「先取り受講」に変更する前に、我が家が確認した5つのポイント
ぽけっと vs ほっぷ—教材一覧を徹底比較して見えた決定的な違い
先取り受講を決断する前に、私がまずやったのは徹底的な比較です。
公式サイトで「ぽけっと」と「ほっぷ」の年間教材を一覧にして並べ、何が違うのかを洗い出しました。
比較ポイント:

この比較表を見て、「今の娘に必要なのは、明らかにほっぷの方だ」と確信しました。
子どもの興味(ひらがな・数字)と教材内容がマッチしているか
次に確認したのは、娘の興味と教材内容の一致度です。
当時の娘の様子:
- 絵本のひらがなを指して「これなに?」と毎日聞いてくる
- 幼児教室(ベビーパーク)で数を数える遊びに夢中
- お絵かきで「文字っぽいもの」を書き始めた
ほっぷの教材:
- ひらがなパソコンで文字に触れられる
- ワークで数や形を学べる
- DVD・動画でひらがなの歌
完璧にマッチしていました。
逆に、ぽけっとのメイン「はてなくん」は音声タッチペンで、確かに楽しそうだけど、娘が今一番求めているものとは少しズレている気がしました。
子どもの「今」の興味を最優先する—これが、我が家の判断基準でした。
先取りのデメリット(季節感・生活習慣のズレ)は許容できるか
先取り受講にはデメリットもあります。
最大のデメリットは季節感や生活習慣のズレです。
例えば、2歳の子が3歳向けの教材を受講すると、DVDや絵本に出てくる生活シーンが「ちょっと先の話」になります。
- 幼稚園入園の話(まだ入園してない)
- お友達とのやりとり(まだ一人遊びが中心)
- 季節の行事(1年先の話)
これを「許容できるか」が重要なポイントです。
我が家の場合、知育要素(ひらがな・数字)を優先したいという気持ちが強かったので、このズレは「許容範囲」と判断しました。
ただし、生活習慣やお友達との関わり方を重視したい家庭には、学年通りの受講の方が合っていると思います。
イングリッシュや他オプションは据え置きできるのか
我が家は「こどもちゃれんじイングリッシュ」も受講していました。
先取り受講を検討する上で気になったのが、「イングリッシュも一緒に先取りになっちゃうの?」という点。
結論から言うと、イングリッシュは学年据え置きで継続できました。
つまり、本講座だけ「ほっぷ」に変更して、イングリッシュは「ぽけっと」のまま受講するという柔軟な対応が可能だったんです。
これは電話で確認して初めて分かったことでした。公式サイトには詳しく書いていなかったので、迷っている方は直接問い合わせることをおすすめします。
途中で「やっぱり難しい」と思った時に戻せるのか
最後に確認したのは、「失敗した時のリスク」です。
先取りしてみたけど、やっぱり難しすぎた—そんな時、元の学年に戻せるのか?
答えはYESです。
こどもちゃれんじは、コース変更が柔軟にできるシステムになっています。電話一本で、翌月から元の学年に戻すことも可能です。
「試してダメなら戻せばいい」—この安心感があったからこそ、思い切って先取りに挑戦できました。
実際に「ぽけっと→ほっぷ」へ先取り変更した手続きと結果
電話1本で完了!先取り受講の申し込み方法と注意点
リサーチを終え、覚悟を決めた私は、ベネッセのサポート窓口に電話をかけました。
電話番号:0120-668-856 (受付時間:9:00〜21:00、年末年始を除く)
電話口で「先取り受講をしたい」と伝えると、オペレーターの方が丁寧に対応してくれました。
手続きの流れ:
- 会員番号を伝える
- 希望する学年を伝える(我が家は「ほっぷ」)
- イングリッシュなどオプションの扱いを確認
- 変更月(我が家は4月号から)を確定
所要時間は約10分。あっという間に手続きが完了しました。
注意点:
- 先取り受講の申し込みは電話のみ(Webからはできない)
- 変更希望月の前月5日までに連絡が必要
- すでに届いている教材は返却不要
思っていたよりずっと簡単で、拍子抜けするくらいでした。
こどもちゃれんじイングリッシュは学年据え置きで継続できた
電話で確認して分かったのは、本講座とイングリッシュは別々に学年設定できるということ。
我が家の設定:
- 本講座:ほっぷ(3〜4歳)
- イングリッシュ:ぽけっと(2〜3歳)
イングリッシュは学年通りのレベルで進めたかったので、この柔軟な対応は本当にありがたかったです。
オペレーターの方も「イングリッシュは据え置きで継続される方も多いですよ」と教えてくれました。
変更後1ヶ月—ひらがな教材に夢中になる娘の変化
4月号が届いた日、娘は大興奮。
ひらがなパソコンを開封すると、すぐに夢中で遊び始めました。
「あ」「い」「う」—ボタンを押すたびに音が出るのが楽しいらしく、何度も繰り返し遊んでいます。
動画も食い入るように見ていて、「これやりたい!」とワークを自分から持ってくるようになりました。
以前の教材では「まあまあ楽しんでるかな」という感じだったのが、今は**「もっとやりたい!」と自分から求めてくる**ようになったんです。
この変化を見て、「先取りして正解だった」と心から思いました。
子どもの興味のタイミングに合った教材を与えることの大切さを、改めて実感しています。
先取り受講が「合う子」「合わない子」をマーケター視点で整理した
先取りをおすすめできる3つの条件(発達・興味・月齢)
マーケターとして、データと経験をもとに「先取りが合う条件」を整理してみました。
先取り受講がおすすめな子:
- 4月〜8月生まれで、学年の中で月齢が高い
- 9月生まれ基準の教材では物足りなく感じやすい
- ひらがな・数字・文字への興味が強く出ている
- 「これなに?」と文字を指す
- 数を数えたがる
- 文字っぽいものを書きたがる
- 家庭や幼児教室で知育に触れている
- 絵本の読み聞かせを毎日している
- ベビーパークなどの幼児教室に通っている
- パズルやブロック遊びが好き
これらの条件が2つ以上当てはまるなら、先取り受講を検討する価値があります。
逆に慎重になるべきケース—学年通りが正解の子もいる
逆に、以下のケースでは学年通りの受講がおすすめです。
学年通りが合う子:
- 9月〜3月生まれで、学年の中で月齢が低い
- 生活習慣(トイレ・着替え・お友達との関わり)を重視したい
- まだ文字や数字への興味が薄い
- 焦らず、ゆっくり成長を見守りたい
こどもちゃれんじの魅力は、学習だけでなく生活習慣や社会性も育ててくれる点です。
先取りすると、その部分がズレてしまうため、「学び」より「生活」を優先したい家庭には、学年通りの方が合っています。
大切なのは、子どもの「今」に何が必要かを見極めることです。
判断に迷ったら「無料の資料請求で上の学年を試す」が最適解
「うちの子、先取りした方がいいのかな?でも分からない…」
そんな時は、まず資料請求をしてみることをおすすめします。
こどもちゃれんじは、電話で相談すれば上の学年の体験教材も一緒に送ってもらえます。
実際に子どもに両方試させて、反応を見てから判断すれば失敗がありません。
我が家も最初は迷いましたが、資料を見比べて「これだ!」と確信できました。
資料請求は無料ですし、しつこい勧誘もありません。迷っているなら、まず試してみることが一番です。
まとめ—「月齢に合わない」は子どもの成長の証拠、柔軟に対応しよう
レベルが合わないと感じたら、まず教材一覧で次の学年をチェック
こどもちゃれんじベビーやぷちを受講していて「簡単すぎるかも」と感じたら、それは子どもが順調に成長している証拠です。
まずは公式サイトで次の学年、またはその次の学年の教材一覧をチェックしてみてください。
子どもの興味と教材内容を照らし合わせて、「これなら興味を持ちそう」と思えるものがあれば、先取り受講を検討する価値があります。
先取り受講は電話1本、リスクなしで試せる安心システム
先取り受講の手続きは、電話1本で完了します。
Webからはできないので少し面倒に感じるかもしれませんが、オペレーターの方が丁寧に対応してくれるので安心です。
しかも、途中で「やっぱり難しい」と感じたら、元の学年に戻すことも可能。リスクなしで試せるのが、こどもちゃれんじの良いところです。
我が家の結論:子どもの「今」に合わせた教材選びが最優先
我が家がこの経験を通して学んだのは、「正解」は子どもによって違うということ。
こどもちゃれんじは素晴らしい教材ですが、すべての子に完璧にフィットするわけではありません。
大切なのは、システムに子どもを合わせるのではなく、子どもに合わせて教材を調整することです。
「月齢に合わない」と感じたら、それは子どもからの「次に進みたい」というサイン。
そのサインを見逃さず、柔軟に対応してあげることが、親にできる最大のサポートだと思います。
✅こどもちゃれんじベビー・ぷちを2年使った本音レビュー|良い点と残念な点を正直にはこちらの記事から

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