「ママ、これやりたい!」
娘が1歳3ヶ月の頃、私がキッチンでトングを使っているのを見て、目をキラキラさせながら手を伸ばしてきました。
でも、大人用のトングは重くて固い。1歳の小さな手には到底使えません。
そんなとき、たまたまIKEAで見つけたのが999円のキッチンおもちゃセット。「これなら安いし、試してみるか」くらいの軽い気持ちでした。
ところが——。
このIKEAトング遊びを3ヶ月続けただけで、保育園の先生から「〇〇ちゃん、手先がすごく器用ですね」と言われるようになったんです。
しかも、2歳になる頃には箸の持ち方まで自然に習得していました。
マーケターの私は、この「なぜ効果が出たのか?」を徹底的に分析。そして、さらに効果を高めるための工夫を重ねました。
今日は、たった999円で始められる、1歳児の手指の巧緻性を劇的に高めるIKEAトング遊びの全てをお伝えします。
🗺知育の全体像を知りたい方はこちら👇
知育完全ガイド|共働きでも続く!0歳〜5歳の年齢別知育ロードマップ
1歳で鍛えたい「巧緻性」が将来の学力を左右する3つの理由
巧緻性とは?手先の器用さが脳の発達に直結する
「巧緻性(こうちせい)」という言葉、聞いたことありますか?
育児・教育の世界では当たり前のように使われる言葉ですが、簡単に言うと「手先や指先を上手に使う能力」のことです。
実は、手指は「第二の脳」と呼ばれるほど、脳の発達と密接につながっています。
指先を動かすと、脳に刺激が届き、神経回路がどんどん発達していくんです。
特に1歳〜2歳は、この神経回路が爆発的に発達する時期。だから、この時期に手指をたくさん使うことが、将来の学力や器用さの土台になります。
器用力・集中力・想像力が同時に高まるメカニズム
巧緻性を高めると、具体的にこんな力が育ちます:
(1) 手先の器用力
トングで物を「挟む→移動させる→離す」という一連の動作を繰り返すことで、指先の細かい動きをコントロールする力がつきます。
(2) 集中力
「落とさないように運ぶ」という作業には、かなりの集中が必要です。1歳児が5分、10分と集中して遊ぶ姿を見て、私は驚きました。
(3) 想像力
おままごと遊びと組み合わせることで、「お客さんに料理を出す」「お店屋さんになる」といった想像の世界が広がります。
賢い子に育つ土台は1歳の手指トレーニングで決まる
小学校受験で「巧緻性テスト」があるのをご存知ですか?
有名小学校では、紙を切る、のりで貼る、ひもを結ぶ、といった手先の器用さをチェックする試験があります。
なぜなら、巧緻性が高い子は、学習意欲が高く、粘り強く取り組める傾向があるから。
もちろん、我が家は小学校受験を考えているわけではありません。
でも、「自分でできた!」という成功体験を積み重ねることで、子どもの自己肯定感が高まり、何事にも前向きに取り組める子に育つと信じています。
なぜIKEAトングなのか?100均より効果的だった設計の違い
正直に言います。最初は100均のトングも試しました。
でも、IKEAのトングの方が圧倒的に使いやすかったんです。その理由を分析してみました。
挟む力加減を学べる絶妙なバネの強さ
100均のトングは、バネが強すぎたり弱すぎたり。
強すぎると1歳児の力では開けず、弱すぎると物を挟めません。
IKEAのDUKTIG(ドゥクティグ)キッチン用品セットに入っているトングは、1歳の小さな手でもちょうど良い力で開閉できる、絶妙な設計でした。
この「ちょうどいい負荷」が、指先の筋力を効果的に鍛えてくれたんだと思います。

目と手の連動を促す「移動」という動作
トング遊びの素晴らしいところは、ただ「挟む」だけじゃないこと。
「挟む→持ち上げる→移動させる→離す」
この一連の動作の中で、子どもは目で物を追いながら手を動かす「目と手の協応運動」を自然と練習しています。
これ、将来の文字の書き取りや、ボール遊びにも直結する大事な能力なんです。
繰り返し遊びたくなる仕掛けがあった
IKEAのキッチンセットには、トングの他にフライ返しやお玉も入っています。
でも娘が一番夢中になったのは、やっぱりトング。
なぜなら、「挟めた!」という成功体験が即座に得られるから。
この「できた!」の繰り返しが、子どもの「もっとやりたい!」を引き出してくれました。
我が家で実践!IKEAトング遊びの完全セットアップ
さて、具体的にどうやって遊ぶのか。我が家のやり方を全てお見せします。
用意するもの:999円で揃う3つのアイテム
必要なものはたったこれだけ:
(1) IKEAのキッチン用品5点セット(DUKTIG ドゥクティグ)
価格:999円 トング、フライ返し、お玉などが入った、おままごとに最適なセットです。
(2) トングで掴みやすい布製のおもちゃ
我が家は、こどもちゃれんじの布製おもちゃを使いました。 なければ、100均のフェルトボールや、柔らかいスポンジを切ったものでもOKです。
(3) 器やバスケット2つ
「入れる容器」と「移す先の容器」の2つを用意します。 家にあるお皿やタッパーで十分です。
これだけ。本当にシンプルです。

5分で完成する配置の黄金パターン
セッティングは超簡単。
テーブルの上に、こんな感じで並べます:
[左側] 布製おもちゃが入った器 [中央] トング [右側] 空の器
ポイントは、「左から右へ移動させる」配置にすること。
これ、実は後の文字を書く動作(左→右)の練習にもなるんです。マーケター脳で考えたら、この配置が一番効率的でした。
子どもが夢中になる声かけのコツ
遊び始めるときは、こんなふうに声をかけています:
「わあ、おいしそうなお料理だね!お客さんに運んであげよう!」
ただの「移す作業」じゃなくて、「お店屋さんごっこ」のストーリーにするのがポイント。
娘は「いらっしゃいませー!」と言いながら、トングで一生懸命おもちゃを運んでいます。
遊びの中に「役割」があると、子どもの集中力がグッと高まります。
効果を3倍にする遊び方の工夫とアレンジ術
IKEAトング遊び、ただやるだけでも十分効果がありますが、ちょっとした工夫でさらに効果がUPします。
おままごと風のお店屋さんごっこで楽しさ倍増
我が家では、完全に「レストランごっこ」として遊んでいます。
私:「すみませーん、注文お願いします!」
娘:「はーい!(トングでおもちゃを運ぶ)」
私:「わあ、ありがとう!おいしそう!」
この「ごっこ遊び」要素があると、娘は飽きずに20分くらい集中して遊びます。
しかも、「ありがとう」「どういたしまして」といったやりとりの中で、コミュニケーション力も自然と育っています。
数を数えながら遊ぶと認知力もUP
少し慣れてきたら、こんなアレンジを加えました:
「1個、2個、3個…10個運べるかな?」
数を数えながら遊ぶと、数の概念も一緒に学べます。
最初は私が数えていましたが、1歳後半になると娘も「いち、に、さん…」と真似するように。
手指の巧緻性+認知力が同時に鍛えられる、一石二鳥の遊びになりました。
慣れてきたら難易度を上げる3ステップ
IKEAトング遊びは、成長に合わせて難易度を変えられるのも魅力です。
【ステップ1】大きくて柔らかいもの(布製おもちゃ) →1歳前半はここからスタート
【ステップ2】少し小さめのもの(フェルトボール) →1歳後半〜
【ステップ3】細かくて小さいもの(大きめのビーズ) →2歳〜(誤飲に注意!)
娘は2歳になった頃、ビーズを挟んで移動させられるようになりました。その集中した表情を見て、「成長したなあ」としみじみ。
3ヶ月続けて見えた成長:箸の持ち方まで自然に習得
IKEAトング遊びを始めて3ヶ月。娘に明らかな変化が現れました。
トングから箸へのスムーズな移行
2歳の誕生日に、試しに子ども用の箸を渡してみました。
すると——。
トングと同じように、3本の指で箸を持ったんです。
トングで鍛えた「親指・人差し指・中指」の使い方が、そのまま箸の持ち方に応用されていました。
もちろん、まだ完璧ではありません。でも、「箸ってこうやって持つんだ」という感覚が、自然と身についていたんです。
集中力が明らかに伸びた実感
トング遊びを始める前の娘は、どんなおもちゃでも5分と集中できませんでした。
それが今では、トング遊びだけで20分近く夢中になっています。
そして、他の遊びでも集中する時間が明らかに長くなりました。絵本の読み聞かせも、以前より長く聞いてくれるように。
「集中力は訓練で伸びる」ことを、娘が証明してくれました。
やってよかったと心から思える変化
一番嬉しかったのは、保育園の先生から言われた言葉。
「〇〇ちゃん、本当に手先が器用ですね。スプーンの使い方も、同じクラスの子の中で一番上手ですよ」
正直、こんなに効果が出るとは思っていませんでした。
たった999円のIKEAトングが、娘の成長にこれほど大きく貢献してくれるなんて。
まとめ:1000円以下で始められる最高の知育投資
高い知育玩具を買わなくても大丈夫。
IKEAの999円キッチンセットと、家にあるもので、1歳児の手指の巧緻性は十分に鍛えられます。
【この記事のポイント】
- 巧緻性を高めると、器用力・集中力・想像力が同時に育つ
- IKEAトングは1歳児に最適な設計
- おままごと遊びにすると、楽しく続けられる
- 3ヶ月で箸の持ち方まで自然に習得できた
「うちの子、手先が不器用かも…」 「知育玩具、高くて手が出ない…」
そんなふうに悩んでいるなら、ぜひ一度試してみてください。
娘の成長を見て、私は確信しました。
1歳の今、手指をたくさん使うことが、将来の賢さの土台になる。
そして、その第一歩は、たった999円で始められるんです。
✅時間がない共働き家庭でも“語彙が自然と増えた方法”があります。家族でできる語彙習慣はこちらの記事から


コメント