ネントレはいつから始める?生後6月を選んだ共働き我が家の“設計と成功の理由”

「いつからネントレって始めていいんだろう…?」
これは、毎晩寝かしつけに1時間以上かかっていた頃の、僕(パパ)の正直な悩みでした。

共働きで帰宅は18時半〜19時。ご飯・お風呂・片付け・寝かしつけ・洗濯…
1日の中で一番バタバタする時間に「寝ない」「泣く」が重なると、心が折れそうになっていました。

そんな中、“ネントレ”という言葉を知り、本を読み漁りながら、僕なりに情報を整理してみると、
「いつから始めるか」=成功率の半分を決める要素
だと気づきました。

そして僕たち夫婦がたどり着いた答えは
生後6〜8ヶ月がベスト
この記事では、その理由と、実際に効果が出た“4ステップねんトレ”まで、すべてリアルにまとめます。

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■“いつからネントレ?”と迷っていた我が家が、生後6〜8ヶ月に決めた理由

ハーフバースデー前後になると、
離乳食が始まり、寝返り・おすわりなど、子どもの成長が一気に進みます。

実はこの時期、
生活リズムが比較的安定しやすい=学習しやすい時期
だと、複数の専門書や研究で言われていました。

僕は仕事がマーケターなので、
“うまくいく条件” を全て書き出して判断。
その結果、生後6〜8ヶ月を選んだ理由は次の3つです。

  • 夜間授乳が減り始め、まとまって寝やすい
  • 昼夜の区別がつき、睡眠サイクルが安定しやすい
  • “自力入眠の習慣”を獲得しやすい発達段階

僕たちの場合、ここを外して0〜3ヶ月にやっていたら、確実に挫折していたと思います。


■いきなりネントレはNG。まず生活リズムの固定から始めた理由

僕は最初、いきなりネントレをしようとして失敗しました。
泣き続けてしまい、すぐ中断…。

原因を分析すると、
生活リズムが毎日バラバラだった
これが最大の落とし穴でした。

そこで、まずやったのは“生活リズムを整えること”。

僕たちが実践したのは次の5つです。

  • 起床時間を固定
  • 昼寝のタイミングを揃える
  • 散歩で日光に当てる
  • 夕方以降の刺激を減らす
  • 就寝前のルーティンを毎日同じにする

共働き家庭でも続けられるよう、
「平日も休日も同じ時間に寝られる設計」
にしたことで、子どもの眠気スイッチが整っていきました。

この下準備ができたことで、次の“4ステップねんトレ”が成功しました。

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■寝かしつけが激変した“4ステップねんトレ”の完全手順

僕たちが実践したのは、科学的にも根拠がある 「段階的消去法(フェードアウト法)」 をベースにした4ステップ。

●ステップ①:ルーティンが終わったら寝室を出る

✅我が家が実践した寝かしつけ習慣はこちらの記事から

●ステップ②:泣き続けたら3分後に入室→声掛けだけして退室

●ステップ③:次は5分後に入室→声掛け→退室

●ステップ④:次回以降、入室までの時間を少しずつ伸ばす

重要なのは、
「泣かせっぱなしではない」 ということ。
あくまで「大丈夫だよ」と安心を伝えながら、自力で眠る力を育てる方法です。

僕たちも最初は胸が痛かったですが、ルールを決めて淡々と続けました。


■4ステップを支えた“必須アイテム”はベビーモニターだった

このステップを続けるうえで、ベビーモニターは必須級です。

部屋を出ていても、

  • 呼吸しているか
  • 寝返りしていないか
  • 泣き方が変わっていないか

すべて確認できます。

おかげで
「入るべき時/入らない時」を正確に判断できました。

✅ベビーモニターの効果と選び方|導入で“夜の自由”が生まれた実体験はこちらの記事から


■最初の4日間は地獄。でも“粘った家”だけが変わる

正直に言うと、
初日は泣かれる時間が長く、心が折れかけました。

「本当にこれでいいの…?」
そう思うのは当然です。

ただ、僕たちの場合、

  • 3日目:泣く時間が半分に
  • 5日目:寝付くまで10〜15分ほどに
  • 7日目:自分で寝る日が増える

という劇的な変化が訪れました。

一度ぶり返した日もありましたが、
設計どおり4ステップを続けることで、睡眠が安定していきました。


■ネントレは“いつやるか”が成功率を決める:避けた時期3つ

僕たちが避けたタイミングは次の3つ。

  • 引越し直後
  • 保育園入園前後
  • 旅行中・旅行直後

環境変化が大きい時は、子どもの不安も増えるので、学習が定着しません。

僕たちは変化の少ない1週間を狙い、そこで集中的に実行しました。


■マーケターのパパの結論:ネントレは“技術”ではなく“設計”だった

ネントレをやってみて気づいたのは、
「寝かしつけは気合い」ではなく「環境と手順の設計」
こそがすべてということ。

僕がやったのは
仮説 → 実行 → 計測 → 改善
この流れを育児に落とし込んだだけでした。

  • うまくいかなかった理由を分析
  • 我が家に合うルールを設計
  • 淡々と続ける

この仕組みがあったからこそ、共働きでも継続できたのだと思います。


■まとめ:ネントレは“月齢×準備×家庭状況”で迷わなくなる

最後にもう一度整理すると…

  • 我が家は「生後6〜8ヶ月」を選んだ
  • まず生活リズムを整えることで成功率が上がった
  • 4ステップで自力入眠の習慣がついた
  • 最初の4日間が勝負
  • 変化の少ない時期にやるのがベスト

ネントレは“育児の設計”。
焦らず、環境とタイミングを整えれば、必ずあなたの家庭の形が見つかります。

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