ネントレ本を20冊読んだ共働きパパ・ママ推奨|本当に役立った参考書“3タイプ”と最初に読むべき2冊

「睡眠整えないと身も心も削られるよ。」

妊娠中、職場の先輩ママにそう言われた瞬間、正直、ゾッとしました。

当時の私たち夫婦は、赤ちゃんの睡眠について何も知らず、「寝てくれなかったらどうしよう…」という不安が頭から離れませんでした。

そこから出産までの数ヶ月、夫婦でとにかく赤ちゃんの睡眠に関する本を読み漁る日々が始まったのです。

「本の通りにやってもうまくいかない日がある」
という現実を――。

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寝かしつけが安定する日と“崩れる日”の差から分かった3つの気づき

出産後、学んだ通りに生活リズムを整えてみたら、確かに安定する日が増えました。

ただし、それは“良い日”の話。

もちろん、うまくいかない日もあります。

実際のピヨログには、

  • 昼寝のリズムが崩れた日
  • 就寝時間がズレた日
  • 夜中に何度も起きた日
    がしっかり残っています。

この波を見て気づいたことは3つ。

①完璧は無理。波があるのは普通
→ 本の通りにしても、赤ちゃんは生き物なので当然バラつく。

②うまくいかない日は“原因がある”
→ 生活リズム/環境/体調のいずれかが揺れている。

③反省するより“小さく修正”が大事
→ 翌日に改善すれば、すぐ戻ることが多い。

マーケターの仕事でも同じで、
「完璧な施策はない。小さく改善し続ける」
これが育児でも本当に役立ちました。


本当に役立ったネントレ本を“タイプ別”に整理した結果

読み漁った中で、特に役立った本だけを
タイプ別に3つに分類すると、本選びの迷いが一気に消えます。


タイプ①|優しく入門したい人向け(最初の1冊)

最初に読んだこの本は、とにかく“はじめてでも分かりやすい”。

0歳からのネンネトレーニング 赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド(かんき出版)

  • スケジュール例
  • 気をつけたいポイント
  • すぐできる工夫
    がまとまっていて、実践しやすい。

ただし、内容はやさしい反面、細かいマニュアルまで踏み込んでいません。

“まず全体像を掴みたい人”向け。


タイプ②|まずはマンガで理解したい人向け

マンガ版は、とにかく読みやすい。

マンガでよくわかる  赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド(かんき出版)

  • ネントレの流れ
  • 実際の家庭のエピソード
  • つまづきポイント

がサクッと理解できるので、「本は苦手…」という人には圧倒的におすすめ。

読んで「良さそう!」と思ったら本編を読む流れが最強。


タイプ③|細かいスケジュールが欲しい“ガチ派”向け(ジーナ式)

産後の私は心身ともにボロボロで、
「考えるのすらしんどい…」という時期がありました。

そんな時に救われたのが ジーナ式。

カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座(朝日新聞出版)

1日のスケジュールが分単位で書いてあるので、
とにかく“その通りにやればいい”。

考える必要がないのが、当時の私にはありがたかった。

ただし、デメリットも。

  • とにかく読みにくい
  • 情報量が多い
  • 覚悟が必要

まずは「安眠ガイド」を読んで、“もっとガチでやりたい” と思った家庭に向いています。


タイプ④|1歳以降の寝かしつけに悩む家庭向け(トドラー期の続編)

1歳を過ぎると、
寝かしつけの悩みが“乳児期と別物”になります。

ジーナ式 カリスマ・ナニーが教える トドラー期のやる気グングン! 1・2・3歳の子育て講座(朝日新聞出版)

この本はマンガ版の続編で、

  • 癇癪
  • 自我
  • 昼寝の調整
  • 夜のスケジュール見直し
    など“トドラー期のリアル”に寄り添った内容。

乳児期本だけでは補えない部分がわかりやすく整理されています。


タイプ⑤|医学的根拠×即実践Tipsが欲しい家庭向け

こちらもかなり助けられた本。

家族そろってぐっすり眠れる 医者が教える赤ちゃん快眠メソッド(ダイヤモンド社)

医師が書いているので

  • 室温
  • 体温調整
  • ねんねサイン
    など“赤ちゃんの睡眠科学”がわかりやすい。

さらに、すぐ使えるTipsが多く、読んだその日から改善しやすいのが特徴。


共働き家庭でも“続いた”ネントレ本の使い方3ステップ(パパの実体験)

「本を読んでも続かなかった…」
という人に伝えたいのはこれ。

本は“読むだけ”では効果が出ません。

私はマーケターなので、本の使い方も“設計”しました。


①1冊だけ完璧にしようとしない

本によって微妙に言っていることが違い、迷子になります。

私は逆に
複数冊の共通点だけを抽出しました。

共通していたのはこの3つ。

  • 生活リズムを整える
  • ねんねルーティンを固定する
  • 環境を整える(明るさ・音・室温)

ここだけ押さえれば8割は整います。


②家庭の生活リズムに合わせて“できる範囲で設計”する

本のスケジュールはあくまで参考。

共働き家庭では
その通りやるのは無理です。

我が家は
「保育園→帰宅時間→お風呂→夕食」
の流れに合わせて現実的なバージョンを作り直しました。


③うまくいかない日は反省ではなく“小さく改善”する

育児はPDCAではなく小さな仮説→改善の繰り返し。

  • 昼寝が長かった
  • 寝室が暑かった
  • お風呂が遅れた

原因を1つだけ見つけるだけで、翌日には改善できました。


迷ったら読むべき2冊はこの2つ

本を大量に読んだ私が
「とりあえずこれ読んどけばOK」と言えるのはこの2冊。


**① 安眠ガイド(マンガ版)

とにかく分かりやすく、最初の1冊に最適**

**② 快眠メソッド

科学的×実践的で、すぐ改善効果が出る**

この2冊で
“基礎+実践+根拠”がバランスよく揃うので、
最短で結果が出やすいです。


まとめ|本は“答え”ではなく、家庭に合わせて設計するための土台

  • 本は知識をくれるだけ
  • 家庭に合う形に“設計”するのが一番大事
  • 我が家も「共通点だけ」を抽出したから安定した
  • 今日からでも“小さな改善”はできる

寝かしつけは“気合い”ではなく“設計”。

あなたの家庭にも、無理のない形で取り入れられます。

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